それから何日かたった。
お昼頃に彼から
『今から行っても大丈夫?』
ってLINEが
『うん、待ってるね』
会社にきた彼は私服で
「えっ!休みなの?」
「そうだよ。」
私は頭の中で計算を始めた
そう、私はパートだから3時で仕事が終わる
彼と一緒にいれる時間
帰ってご飯支度をして次男をサッカーに送っていく時間
お母さんと女としていられる時間を計算した。
「五時半までドライブしようよ‼️」
「いいよ。でも大丈夫なの?」
「うん、大丈夫だよ〰️😃」
そして彼の車に乗ってドライブに
でもね、田舎だからどこにも行くところなくて
結局彼の住んでいる社宅に
社宅は彼と同僚がふたりで住んでいる
「本当に入っていいの?」
「帰ってこないから大丈夫」
彼はそう言って私の手を引いた